「三橋っ!」
そうやって名前を呼んで、濁ることを知らない水晶玉みたいな目でオレだけを見て、ずっとこのまま隣にいられたらそれはどんなに幸福なことなんだろう。
「田島 君」
名前を呼べば太陽みたいな眩しい笑顔がはじけて、もう余分な空間なんて残っているはずないのにまた掴んで持っていってしまう。
ズルいよ。オレばっかり好きが溜まってって余裕がなくなっていく。もう言葉に効力なんて全くといっていいほどないような気がして、だからオレは絶対に見失わないように。
「田島君、まって…!」
結局はまた名前を呼ぶ。
好き、好き好き大好き、ものすごく好きだよ。
この気持ちが田島君の全身に流れ込めばいいなって思いながら、もう一度名前を呼んだ。
全力で追いかけるから置いていかないで
そうやって名前を呼んで、濁ることを知らない水晶玉みたいな目でオレだけを見て、ずっとこのまま隣にいられたらそれはどんなに幸福なことなんだろう。
「田島 君」
名前を呼べば太陽みたいな眩しい笑顔がはじけて、もう余分な空間なんて残っているはずないのにまた掴んで持っていってしまう。
ズルいよ。オレばっかり好きが溜まってって余裕がなくなっていく。もう言葉に効力なんて全くといっていいほどないような気がして、だからオレは絶対に見失わないように。
「田島君、まって…!」
結局はまた名前を呼ぶ。
好き、好き好き大好き、ものすごく好きだよ。
この気持ちが田島君の全身に流れ込めばいいなって思いながら、もう一度名前を呼んだ。
全力で追いかけるから置いていかないで
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