好きだと言って抱き締めて、顔を寄せ合いキスをする。ワンパターンだと言われようが、浜田の愛情表現の仕方は決まってこうだ。
「ん……ぅ」
舌を絡めて上がる息の合間に擽る、鼻から抜ける甘ったるい泉の声。それを聞いて満足した浜田はちゅ、と軽く音を立てて泉の唇を解放した。
ぷっくりと赤く色づいている唇がまた、頬を染める泉の顔をより一層可愛らしく見せている。それを言ったら怒るから口には出さないが。
「……」
「ん?」
浜田が泉の顔に見惚れている間に、泉が何か言いたそうな表情で浜田を見ていた。口篭るなんて珍しいな、と浜田は優しく先を促してやった。
「なに? 泉」
耳元に頬を寄せ、愛しい名を呼ぶ。
「お前……、エロい顔すんな。オレの名前を囁くなキモい。ついでにその馬鹿顔なんとかしろ」
浜田の腕の中に納まっている温かなぬくもりから返ってきた言葉に、浜田の高ぶった熱は一気に冷えていった。
「ちょ、ひど! それが好きなヤツに対する態度!?」
「そうだけど?」
泉のこんな仕打ちは一度や二度ではないにしろ、今のこの雰囲気からどうやったらそんな言葉が出てくるのかと浜田は頭を悩ませる。ツンデレの醍醐味はデレにあるんだぞ、と一度声を大にして言ってやりたい。
けれど、惚れた弱みというか頭が上がらないというか、結局は泉に弱い浜田。それでも今回は少し頑張って売り言葉を買ってみた。
「こんの、ひねくれ者っ」
「あ、それ褒め言葉」
サラリと言って意地悪く笑う泉。こんな小悪魔みたいな笑顔にだって心臓の鼓動は激しく高鳴り頭がクラクラする。まるで吸い寄せられるように寄せた唇に、今度は泉の方から噛み付くようなキスをくれた。
すっっっっっごい久しぶりにお話っぽいものを書きました。ほんと読めたもんじゃありません、すみません……!
小悪魔な受けが好きです。泉にしろ田島にしろ三橋にしろ、精神面では攻めを翻弄していればいいと思います。誘い受、襲い受大好き!!
昨日休んだせいで仕事がごっそりたまってました……き、きついなーあはは。
風邪はようやく治ってきた感じです。今週中には完治しそう、長かった!
続きからコメントレスです。
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yuzuhime様>
文通なんて今のご時勢なかなかしませんからねぇ。あたしは好きで昔はよく文通してました。FAXで送りあったりとかもしましたねぇ!
ツイッター! プロフにこっそりリンクしていたのによく気付きましたね……! すっごいくだらないことばっかり呟いていてすみません; しかもあんまり(というかほとんど)振りの話してません、ね。あわわわ。
フォロー返させてもらおうと思ったのですが鍵がかかっていらっしゃり、この鶏野郎にはその扉を叩くことができませんで……した。が、頑張りますので受け入れてやって下さい><
あああああ愛して……!? 勿体無いお言葉ばかりで酸欠になりそうです、ぐふぅ。
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